志摩ギターを楽しむ会とは

もっとも身近で、しかも手軽な楽器でいながら、ソロはもとよりアンサンブル、コンチェルトにいたるまで幅広い楽しみ方ができるのがクラシカルギター。ギターは小さなオーケストラ。深みのある音色を響かせるギターの魅力を身近で…。これが「志摩ギターを楽しむ会」の骨子です。

「残念ながらクラシックギターはかつてのようなブームが去って久しいですが演奏技術も含め研究等の進歩には目を見張るものがあります。ただブームが去りギターケースを持って街を歩く若者を見かけることが少なくなりました。」と、発起人の北村代表は述べています。

ルネサンス・バロックの時代から現代曲に至るまでこの楽器演奏される曲は多く、愛すべき佳曲にあふれています。自らも愛奏家である代表も、「こんな奥深い素敵な音楽があったのかと幾度となく感銘を受けました。」と語っています。

「志摩でも、クラシックギター演奏を中心としたコンサートができないだろうか…」と伊勢市を中心に活動している広垣進氏からの話を受け、地元で文化活動に深い理解を示してくれていた谷川原氏の全面的な賛同と力添えを得て誕生したのがそもそもの始まりでした。3年前のことでした。

当時アマチュアだった広垣氏(現在プロ)をメインゲストにコンサートを企画しましたが、演奏者も多彩になりつつあります。地元志摩から小林恵子さんといった女性演奏家が参加してくださり、明和町の吉川伸幸氏、井本一郎医師(津市)のユニークなトークを交えた19世紀のギターや11弦ギターの演奏など、着実にその裾野を広げつつあります。

会員制をとらせていただいていますが、入会は随時可能です。年会費は1000円で阿児アリーナをメイン会場として年2回のレギュラーコンサートを行っています。保護者同伴の子どもさんについては会費は徴収致しません。

毎回30人を越える愛好家の仲間と楽しい夕べのひとときを手作りのコンサートで楽しませてもらっています。

まだまだ活動の歴史は浅くギター演奏を主としたささやかな音楽会です。会場の椅子並べから受付までお手伝いしてくださる方々の厚意で、2009年4月には5回目の演奏会が催されています。


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